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日本でもニュースで放映されたようなのでご存知の方も多いと思いますが、スペイン北東部の教会の壁に19世紀頃に描かれたフラスコ絵画が一般人の老婦人の好意によって修復されました。
が、この老婦人はアマチュア画家であり結果オリジナルの面影は跡形もなく消えてしまい、これは大変という事で教会関係者を初め人々が騒ぎだし先日プロの修復家達が元のオリジナルの状態に戻せるかどうか絵の状態を視察に行ったようで、今もその調査が続けられています。
このニュースでたちまち町の教会の片隅にひっそりとあった絵画が世界中の注目を集めるようになりました。思わぬ効果というかネット時代の当然の流れというか。
スペイン国内の観光客だけでなく、世界中からスペインに来た観光客がこの噂の絵画見たさに連日この教会を訪れているようです。
これに関してスペインで放映された数々のニュースの中でこの地を訪れた日本人に、この事件について、つまり老婦人が行った(修復)をあなたは良いと思うか悪いと思うかと問うリポーターもいました。
この事件、簡単に善悪論で判断してしまうのもどうかと思いますが。
このニュースの渦中にいる老婦人は日曜画家のようですが突然の騒ぎに動揺してしまっているようで、泣きながら自分の絵を何枚も売った事がある、展覧会も何度もした事がある、修復は未刊のままと涙ながらに興奮した様子でインタビューに答える姿が写されていました。
結局彼女はプロの絵画修復士でも教会から雇われた訳でもなく、教会の絵画を見守って来た善良な一市民にすぎないのです。
ネット上では彼女の好意から出た行為について賛否両論が繰り広げられる上に騒ぎが騒ぎをよび、全く別物に変わり果ててしまった絵のコミカルな印象から格好の笑いのネタとしても引用され、この老婦人の描いた絵がTシャツとして商品化されたりもしています。
教会関係者の許可を得て修復したと語る老婦人ですが何故彼女の急な行為が止められなかったのか、このような結果になるまで気づかなかったのか色々と疑問も残りますが、全てはすんでしまった事。
彼女の行為は善意からであって悪意でなされた訳ではないので、この哀れな老婦人が器物損壊罪などの理由で訴えられる事はないでしょう。
彼女に同情する人々の声や彼女の修復した絵を保存しようとする動きなどもあり、今後どのような展開になってゆくのか気になるところです。

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by galerie-h | 2012-09-03 11:40