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エドワード・ホッパー

現在スペインの首都マドリッドのティッセン・ボルネミッサ美術館にて、20世紀アメリカを代表する写実主義絵画の巨匠エドワード・ホッパーの特別展が開催されています。
約70点以上に及ぶホッパーの作品をアメリカからヨーロッパへ持ってくるのに実に三年の時間を費やした美術館の自負が伺える内容の展覧会だということが、先日ニュースで紹介された特別展の役員や関係者等の発言から伝わってきました。
もちろん、何を言っても、はじめに(作品ありき)の展覧会ですから、論より証拠で実際にこの展覧会を訪れ、はるばる旅してアメリカからやってきた多数の作品と対峙したいものです。
この夏ヨーロッパで行われる数々の展覧会の中でも、このホッパー展は主要で目玉となる事は間違いありません。
なにしろこれだけの数のホッパーの作品がヨーロッパにやってくるのは、この展覧会が初めての事なのです。
ホッパーの作品といえば、大都会の片隅の夜のカフェに集う人々や部屋の中で一人、物思いに耽る女性の姿などが一般的によく知られています。
彼の作品を現代的なアメリカ社会の日常の一コマに、都会の現代人がかかえる孤独や憂いが表現されているとよく言われるのですが、興味深いことにホッパー自身はそのような見方をされるのは好ましく思っていなかったようです。
ともあれ、シンプルな構図や独特の光の描写が印象的なホッパーの絵画は映画シーンの一コマのようにも見えます。
そのような彼の作品が、それを鑑賞する人々に一枚の絵からドラマを垣間みるような気分にさせるのでしょう。彼の作品は多くの映像芸術家にもインスピレーションを与えていて、かの映画監督であるアルフレッド・ヒッチコックは自分の作品の中のあるシーンでホッパーの作品を登場させました。
騒がしくなく、さりとて無味乾燥ではない独特の体温を持つホッパーの絵画の魅力は永遠に色あせないものでしょう。
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by galerie-h | 2012-06-26 12:32