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ピカソの生まれ故郷マラガはスペインの南アンダルシアに位置します。

この街の目抜き通りに数週間ほど前まで面白い彫刻作品の数々が設置されていました。

なかなかユニークな彫刻の数々に街ゆく人は足をとめてそれらの作品に見入っていました。

中でも一番といっていいほど人目をひいた彫刻作品のタイトルはラス・メニーナス(女官たち)。

そうこのタイトルを聞いてかの巨匠ベラスケスのラス・メニーナスを思い浮かべた方がたくさんお

られると思いますが、この彫刻はまさにベラスケスの作品に着想をえており、かの有名な古典

絵画が立体作品としてうきでてきたような不思議な感覚を見る人に感じさせてくれます。

このように古典の巨匠の作品に遊び心を吹き込んで彫刻作品にしてしまった作家の名前はマノ

ロバルデス。スペインの前衛作家で現在はNYに在住しています。

あるインタビューで彼は次のように語っています。(アートは美術館の財産としてこれまでに存

在した事は一度もありません。

絵画も彫刻も美術館に存在するために創られたことは一度もないのです。残念ながら美術館が

存在するようになってから、長く生きのびられそうにない古典作品が数多く美術館におかれてい

ます。

しかしアートは美術館のために形成されてきたものではないのです。)前衛作家らしい勢いのあ

る発言です。そんな彼の彫刻作品は、街中の光の下でいきいきとして見えます。しかも時間や

天候によって見る印象もかわります。

にぎやかな街並みの日常の中で老若男女誰もが気軽に作品を目にすることができるのは素敵

ですね。マノロバルデスの彫刻を眺めていると、古典アートが街中にとびだしてきて現代の空気

を自由にのびのびと吸っているようで何とも楽しい気分になります。

そう、彼の彫刻ラス・メニーナスは有名な巨匠の古典作品を野外アートにしてしまった所に彼な

りのオリジナリティーがあふれていますが、テーマとしてベラスケスのラス・メニーナスに着想を

得た作家はすでに沢山います。

その一人にマラガが産んだ巨匠パブロ・ピカソがいます。彼のラス・メニーナスについては又別

の機会に書きたいと思います。 ―END  M.Y記

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by galerie-h | 2009-04-14 14:40