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ミロ美術館での伊東深水の展覧会

前回の記事でジョアン・ミロと日本について少し触れましたが、現在バルセロナのミロ美術館で伊東深水の特別展が開催されています。美人画で知られる、日本画家の伊東深水が、何故ジョアン・ミロ美術館でとりあげられたのか、日本人には大変興味深いところではないでしょうか。


ミロ美術館は、ジョアン・ミロの作品と日本の芸術や思想とのつながりの特性を、深く探りたい、という目的のため、伊東深水の企画展を行うことにしたようです。


この展覧会を現地で訪れた時に、海外で見る伊東深水の作品の美しさに見入ってしまった事はさることながら、鑑賞している人たちの関心の深さにも目を見張りました。四季の移ろいの中で、まるで物語のワンシーンにいるような着物姿の女性、花鳥風月、それら雅な作品の数々が、日本から離れた外国の人々の目に、どのような印象や感動をもたらすのか興味を持ちました。

会場には日本人の姿もちらほらと目立ち、望郷の念を持って、伊東深水の作品を鑑賞している人もいたに違いありません。


このバルセロナで行われている伊東深水の展覧会の副題は、(伝統性と現代性)と記されています。

この伝統性と現代性という言葉は伊東深水だけでなく、ジョアン・ミロの作品にも通ずる言葉のように思います。

伊東深水の美しい作品のみならず、比較文化を楽しめる、大変素晴らしい展覧会でした。

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by galerie-h | 2018-05-08 11:25