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リチャード・エステスの絵画


リチャード・エステスという画家をご存知でしょうか。リチャード・エステスは「ハイパー・リアリズム」を代表する米国の画家です。「ハイパーリアリズム」とは写真を用いて対象を克明に描写する美術の潮流で、1960年代後半から70年代にかけて主にアメリカ合衆国で起こりました。
「ハイパーリアリズム」はスーパーリアリズム、またはフォトリアリズムとも呼ばれていて米国で流行しましたが、日本でも1980年代に広告業界の分野で大変流行しました。

いわゆる抽象絵画とは全く違う位置にある「ハイパーリアリズム」。おそらく写真のような写実的な絵画が好きな人には非常に興味深い分野かもしれません。「ハイパーリアリズム」の作家達の中でもリチャード・エステスの作品は中々味わい深いものがあります。彼は現代的風景を主題とし、写真などを参考にしながら精密で克明にその風景を再現するのですが、それがただのコピーというテクニックのみの再現で終わらないのが彼の特徴です。リチャード・エステスは風景を再構成して独自の世界を作り上げます。そしてそれは実に見事な筆さばきで表現されるので、リチャード・エステスの風景画が実際にはリアルなものではないにもかかわらず、それがあたかも現実世界の風景のように鑑賞者の目には映るのです。リチャード・エステスが描く「ハイパーリアリズム」の絵画は、トリックアートやポップアートとはどこか違う個性があります。彼の絵画は私達が肉眼では見る事が不可能な細部を克明に描き出していて、それが鑑賞者の視覚に特別な深みと強度を与えてくれます。そしてそれは正にリチャード・エステスの芸術による再構成のみによって可能な事であり、彼の作品がただの写真のような絵画で終わらない所以なのでしょう。


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by galerie-h | 2017-02-28 11:34