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色あせないキース・へリングのグラフィティ 

グラフィティという言葉を耳にした事がありますか。たとえこの言葉に馴染みがなかったとしても、グラフィティを街のどこかで目にした事がある人は沢山いるはずです。そもそもグラフィティとはなんなのか。それは平たく言ってしまえば壁などに描かれた落書きのことです。

スプレーなどで派手に壁や電車が落書きされている光景、海外では特によく見られますが所有者の許可なく描かれるものも多く、社会問題のひとつにもなっています。そういった非合法にひとりよがりで描かれた祖末なグラフィティとは次元の違う、素晴らしいグラフィティを描き、アートとしてのグラフィティの知名度を世界的に広めた何人かの有名なアーティストがいます。そのアーティストの一人に、1980年代アメリカの代表的芸術家であり、社会活動家であったキース・ヘリングがいます。彼は誕生と死、性と戦争といった概念を表現しつつ80年代のニューヨークのストリート・カルチャーの精神を作品に投影させてゆきました。私達の人生に不可避な、ともすれば重くとらわれる概念を、そこにキース本人のメッセージを込めつつもポップに軽やかに表現した彼の才能は希有のものです。
わずか31歳の若さで夭折したキース・へリングがこの世で活躍したのはたった10年ほどですが、それは濃密なものでした。

幼い頃からアートに興味を持ち父親と一緒に創造的な絵を描いたりしながら時間を過ごすことが大好きな少年でありました。それに加えウォルト・ディズニーなど様々な子ども向けアニメーションが幼少時代の彼に与えた影響も大きいものでした。そしてアートの道にすすむべく広告アートの勉強を二年間プロフェッショナルアート・スクールで勉強するも、そこでの学びには興味を失います。彼はある著書と出会うことにより、彼自身のアートに集中するというインスピレーションを与えられたのでした。そしてアートをきっかけとした様々な出会いの中で、ある人物に大衆を彼自身の作品の中に巻き込んでいく可能性の手ほどきを受けるのです。そして彼は本格的にペインティングを勉強するためにニューヨークのかの有名なビジュアル・アーツの学校へと進みました。

彼の作風はシンプルでくっきりとした線が特徴的ですが、その単純な線の一本がただの気まぐれでなぐり書きされた落書きの線とは全くもって異なることは、その作品を見ればあきらかです。才能やセンスはもちろんのことですがやはりそこには積み上げられてきた技術と大衆に訴えたい確固たるメッセージを保持している強さが現れているのです。そしてそのシンプルなタッチには大衆の心に訴える普遍性のようなものさえ感じ取れます。

確固とした技術、強いメッセージ性をもつ彼のグラフィティは30年以上経った今でも決して色あせることなく古びる事なく今も世界中の主要な都市などに壁画として残っています。
          
キース・へリングの言葉

僕の命はあと5ヶ月かもしれないし、
5年かもしれない。

わかっているのは、
僕の命はいずれ終わるってこと。

だから僕にとっては今が大切なんだ。
命が終わるまでに
出来る限りのことをことやりたい。

人々の心に残るアーティストこそが、
本当のスペシャリストなんだ。

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by galerie-h | 2015-10-30 12:44