絵画買取のご依頼はこちらへ http://galerie-h.com


by galerie-h

Love & Peace (オノ・ヨーコというアーティスト)

世界的にその名を知られている女性アーティスト、オノ・ヨーコ。ジョン・レノンの妻という肩書きが彼女の名を世界にしらしめたと皮肉や偏見を言う人もいるが、彼女が現在までアーティストとして歩んで来た軌跡を見ればその名声を博した理由が決してそれだけではないことは自明である。

オノ・ヨーコは2009年に現代アートの国際展覧会であるヴェネツィア・ビエンナーレで生涯業績部門の金獅子賞を受賞した。オノ・ヨーコが受賞した理由について主催者側のコメントは「パフォーマンスアートとコンセプチュアルアートの先駆者。現代において最も影響力を持つアーティストの1人。ポップカルチャーと平和活動のシンボルとなるずっと前から芸術的な表現方法を開拓し、日本と欧米の双方において永続的な痕跡を残してきた」と説明した。

オノ・ヨーコのパフォーマンスで最もよく世間に知られているのは1969年に行われた反戦パフォーマンス「Bed In」だろうか。これはベトナム戦争中にジョン・レノンと一緒に抗議し行われた平和活動のパフォーマンスでホテルのベッド上から平和について語り合い、そのメッセージを世界に発信した。又、そのパフォーマンスのため世界中の記者を部屋に招待してインタビューにも応じた。このパフォーマンスの一部をテレビで見た事がある。このパフォーマンス中にある人物とオノ・ヨーコが言い合いのようになったのだが、その時に彼女が見せた毅然とした態度と禅を説くような発言には目をひくものがあった。彼女の中にとても強くゆるぎのない芯のようなものがあり、それがちょっとやそっとでは消える事のない炎をゆらゆらと灯しているようであった。あれだけ強い信念のようなものは一体どこから湧き出てくるのだろう。

 何年も前にオノ・ヨーコの大規模な回顧展に足を運んだことがある。そこには1960年代から90年代にかけて制作された彫刻、絵画やオブジェ、そして映像や写真などの資料等オノ・ヨーコの様々な作品に触れることができた。そこには、来場者が直接体験する事ができるという参加型のアートがいくつかあった。例えば館内に作品のひとつとして電話がおかれていたが、そこにオノ・ヨーコから電話がかかってくるというものもあった。
 このオノ・ヨーコの40年をたどる回顧展を鑑賞して思った。オノ・ヨーコの作品は、まるですべてが根底でつながっているようだと。彼女の作品はそれを見るものへ問いかけてくる。そこには鑑賞する側に想像力を与えてくれる自由な余白がある。そこに我々は何かメッセージを感じるのだ。そして彼女のメッセージは常に肯定であり希望である。

「アートの言語に革命を起こした」といわれるオノ・ヨーコ。
アーティストとして反戦、平和運動を唱えてきた彼女の有名な言葉、
War is Over! IF YOU WANT IT(あなたが望むならば戦争は終わっている)。
あなたはこのシンプルな言葉にどのようなイマジンをするだろう。

絵画買取のお問い合わせはこちらへ
ギャラリーアッシュ内アート買取市場
〒650ー0003
神戸市中央区山本通3-15-13-2
TEL 078-200-5580
galerieh@aurora.ocn.ne.jp
e0122611_15315529.png

[PR]
by galerie-h | 2015-09-24 15:32